こんにちは!大西広大です。
今日はなぜハムストリングス(太ももの裏の筋肉)をストレッチすると、腰痛が軽減するのか?
そのことについて説明したいと思います
ハムストリングスは太ももの裏にある筋肉で主にヒザを曲げる時に使われます。
「太ももの裏」と「腰」・・?
ん~。あまり関係があるようには思えない。。
どこがどう関係あるの??
っていう疑問が出てきますよね~
ではそれについて説明します
ハムストリングスと腰の関係性とは?
あなたは筋膜って言葉を知っていますか?
筋膜というのは個々の筋肉を包んでいる膜で、筋を保護したりする役目があります。
この筋膜がなければ、個々の筋肉がバラバラになってしまうので、体にとって、とても重要な存在だといえます
その筋膜なんですが、実は筋肉と筋肉をつなぐ大切な役目も担っています
どういうことかと言うと、個々の筋肉だけではその力を十分に発揮できないところを、筋肉どうしを結び付け、ひとつの繋がりを作ることにより他馬力の力を得ることができる。
つまり、1人よりも100人で仕事した方が、より強い力を出せる!ってことです。
その為に、筋膜は個々の筋肉をつなげる重要な役目をはたしています
その体の機能を十分に発揮するために、体には代表的な筋膜のつながりが12本存在します。
体の前面だったり、後面、側面、肩回りなど色々あるんですが、今回のラインはハムストリングスと腰に関係する後面にあります
こんな感じ。
図を見ればわかりやすいですね♪
この頭の先から足の裏までがひとつのつながりとなっているので、ハムストリングスが硬くなって収縮すると、それに引っ張られて腰の筋肉も収縮することになります。= 腰の筋肉が硬くなり、腰痛へと繋がる。
だから、腰の筋肉を緩めるためには、ハムストリングスも同時に緩める必要があるんですね~
特に前屈しても手のひらが地面につかないくらいハムストリングスの硬い人は、要チェックです!
そういう人の腰痛は、ハムストリングスを緩めるだけで軽減するかもしれません!
ではここでどんな風にハムストリングスを緩めればいいのか?
誰でもできる、とても簡単で効果的なストレッチをお教えしたいと思います。
ハムストリングスのストレッチ(左)
①まず床に座り、左足を左斜め前に伸ばし、右のひざは曲げます。
②その体勢のまま、左手で左足のつま先を持ちます。
③そのまま体を左のつま先に向かって倒していきます。
左のふとももが伸ばされてるのをしっかりと感じてください。
そのままゆっくり呼吸しながら、1分。
どうですか?めちゃめちゃ簡単でしょ~??
あまりにも硬い人は無理をせず、タオルを使って行う方法もあります(^^)
これを左右、朝と晩に行います。
※ゆっくり伸ばしてくださいね~無理に伸ばすと筋肉を傷めます
すると、ハムストリングスの緊張が緩み、腰の筋肉の緩みにつながります。
ストレッチは継続してこそ、効果があるのですぐには変化を実感できないかもしれませんが
腰痛を改善する為には、早かれ遅かれハムストリングスは緩めないといけない筋肉です
それほどハムストリングスのストレッチは重要で、大切なので、ぜひいつものストレッチに付け加えてほしいと思います(*^^*)
ハムストリングスのを柔らかくした方が腰痛が改善するスピードが速いよ~
参考にしてください
「体」整えて「心」元気に♪