朝起きた時の腰の痛み。その原因と対処法とは?

朝起きた時に腰が痛い。。   ・布団から起き上がるときに痛みでなかなか起きられない ・洗顔や歯磨きする時も痛い   そうおっしゃられる方はたくさんいます   そして、もうひとつ共通の症状として でも、色々用事してると身体がなじんできて、痛みがなくなる。 起床時は痛いんだけど、時間が経つと痛みが軽減、または消失するんです。。   このパターンの人、実はかなり多いんです!   しっかり寝て身体を休めたはずなのに、なぜ朝起きるときに身体が痛いのでしょうか?? それにはいくつかの理由があります。 今日はそれについてお話します   まず、①ベッドのマットレスが柔らかすぎる 睡眠中、身体はベッドに全身をあずけます。 全身をあずけることで、安心して休息し、回復することができます。 では、もしベッドが柔らかすぎると? 身体は沈んでいきます。 柔らかいのでどこに身体をあずけていいのかわからず、一晩中休まることができません。 ということは関節、筋肉は常に緊張しているってこと。 すると、朝しっかり寝たはずなのに、身体がだるかったり、痛みが出たりします。 これはソファに長時間座ることと同じことが言えます。 これを改善する方法は硬めのマットレスにするか、布団で寝るかです。     ②寝返りが少ない 朝まで同じ姿勢で寝る。 これはいっけんぐっすり眠っていて、良さそうに思いますが、実は同じ姿勢で長時間寝ると、関節や筋肉、靭帯が硬まってしまい、血行不良におちいってしまいます。 それを防ぐために身体は自然と寝返りをするようにできています。 なので、同一姿勢ではなく、適度に寝返りをして体位を変えることがコツです(ただ、寝てしまうと自分でコントロールできないので、気が付いたときにおこなうくらいで良いです) 抱き枕をつかって横向きに寝ると、関節や筋肉に負担がかかりにくく、また安心感も得られるのでオススメです     ③寝すぎ、または睡眠時間が極端に少ない 日本人の平均睡眠時間は7~8時間くらいでしょうか? 睡眠時間は人によってバラバラだと思いますが、あまりにも長いと、それはそれで身体が硬くなります。 寝返りの項目同様、関節や筋肉、靭帯が硬まってしまい、血行不良におちいってしまいます。 人は同一姿勢でいることができないのです。 例えそれが睡眠だとしても長時間同じ姿勢でいることは身体に害を及ぼします。(極論、この姿勢をしておけば100%大丈夫なんて姿勢は無い。座位でも立位でも同じ) 特に普段睡眠時間6時間の人が、休みの日に寝だめしようとして10時間以上寝たりする場合がありますが、必ずといっていいほど起き上がるときに身体に痛みを感じます   また、睡眠時間が極端に短いのも痛みがでる原因になります 本来、睡眠は身体を休めるためのもの。 その時間が短いと? 充分に休息することができず、中途半端に休み始めたところで身体を動かそうとすると、脳と関節、筋肉の連動がスムーズにいかず、ダルさや痛みが出たりします。 あなたにとってベストな睡眠時間で寝ることが重要です(ベストな睡眠時間はひとによって違います。色々試してみて身体が楽だと感じる時間を探してみましょう)     朝起きた時に痛みが出る理由は上記に書いたことが関係していることが多いので、それらを工夫・改善すると起床時の痛みが軽減します。 また、起きた時に軽い体操を行うことも効果的です。 固まってしまった関節や筋肉、靭帯を元通りにリセットし、血流をよくするだけで、痛み無くすんなり起き上がることができます。 そこで起床時におこなう大西オススメの体操が2種類あるのでご紹介します   腰反らし体操 [arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=mo0LvT4emPc” mode=”normal” /]   腰丸め体操 [arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=LtuTrPyiLAQ&t=4s” mode=”normal” /]   この2つの両方をおこなってみて、どちらか楽な方をされると良いです♪ 1回3分 朝起きた時と寝る前におこなうと、とても効果的です(*^^*)   いかがでしたでしょうか? 朝起きるときに腰が痛くてツラい そう感じている方は本当にたくさんいます。 今日大西がお伝えしたことで、実践できることはどんどん実践してみてください 実際、ウチの患者さんにこれらをすすめたところ、痛みが軽減した方がたくさんいらっしゃいます♪ シンプルですが効果的です ぜひ参考にしてくださいね(*^^*)   「心」と「身体」元気に♪    ]]>