一物全体
って言葉を知っていますか?
うーん。
あまり聞いたことない言葉ですよね~
この
一物全体とは
中国薬膳の考え方で
「1つのものをできるだけまるごと食べる」
という考え方です。
生命体をかたちづくる成分(栄養素)は絶妙なバランスで出来ています。
このため、そのバランスごと摂取することが、からだにとって大変に有効であると中国では言われてきました。
米なら糠(ぬか)や胚芽が残った玄米
魚なら頭から尻尾まで
大根なら葉っぱや皮から根っこまで。。
元々、胚芽や魚の頭、野菜の皮など、捨ててしまう部分には多くの栄養が詰まっているので、食材を丸ごと食べることで、栄養価の高い食事が取れます。
また、捨てる所がないと、ゴミが出ないので、環境にも優しい暮らしが送れます。
野菜はなるべく皮をむかず、水にさらさずに調理するのが良いとされています。
というように出来るだけまるごと全部食べるように心がけることが、食養生の基本だと言われています。
そう言われてみると。。
普段、全部まるごと頂くってなかなかできてませんよね~
野菜でも皮むいたり、葉は捨てちゃいますもんね。。
魚の頭と尻尾も。。
と、なかなか実際に行動するとなると
けっこうハードル高く感じますが
あくまでも、大事なのは
一物全体が健康にとても良い
という事実
これを今日は知ってもらえるだけでも良いと思います~
これを知ってると知らないとでは
これからの食べ物に対する献立の組み方や使い方が全然違ってくると思います。
「あ、大根の葉があまったけど何かに使えないかな?」
とかね♪
そこに意識がむきますよね!
特に今はインターネットで調べたら、いくらでも調理法が出てきますから。
なので、ぜひいつもは捨てている部分でも
ちょっと一旦立ち止まって
「これ何か使えないかな?」
この意識をもってもらえたら嬉しいです(^^)
その方が食費の節減にもなりますからね~
旦那さんにも
「お!花子!これ大根の葉っぱじゃないか!大根の葉っぱをこんな美味しい一品に変えてしまうなんて、さすがは俺の奥さん!こんな料理上手な奥さんをもらって俺はなんて幸せもんだ!」
ってなるかもしれませんよ!
ぜひ、今日の記事を参考にしてもらって、これからの健康を意識してもらえればと思います(^^)/