そもそもギックリ腰って?
そもそもギックリ腰ってなんなの?ってことですよね~
ギックリ腰っていうのは「急性腰痛」のことで、何かをきっかけにおこる急な腰の痛みのことをいいます。
その原因は大きく分けて2つあり
①筋肉・筋膜が原因のもの
②骨・関節が原因のもの
にわかれます。
実際現場では「8:2」くらいの割合で筋肉・筋膜が原因のギックリ腰が多いように思います。
なぜ筋肉・筋膜に異常がおこるのか?
ではなぜ筋肉・筋膜に異常がおこるのでしょう?
それは普段のあなたの姿勢や身体の使い方、お仕事によるものの影響が大きいといえます。
筋肉・筋膜は緊張(硬く)すると、痛みが出ます。
それは
筋肉が緊張することで、血流が悪くなり、細胞が酸欠状態になることで、ブラジキニンという発痛物質が産生されるからです。
要はあなたの日常生活のちょっとした事が、筋肉・筋膜を硬くしているのです!
1日中座りっぱなしじゃないですか?(しかも背中丸めて、顔を前に出して)
毎日長時間運転してませんか?
いつも同じ足に体重をのせて立っていませんか?
自身で身体を緩める(ストレッチなど)時間をとっていますか?
上記のことが当てはまるなら、あなたの筋肉・筋膜は確実に硬くなっているし、痛みが出てきたり、痛みがなかなか改善しないのも頷けます。
そう!あなたの筋肉・筋膜は硬いのです!
だから、なかなか腰の痛みがスッキリとれないんだね。
ではどうすればいいのか?
ではどうすればいいのでしょうか?
要は筋肉・筋膜に出来るだけ負担をかけないで、さらに柔らかくすることをおこなえばいいのです。
例えば、1日中座りっぱなしの人ならば
・骨盤を前傾した座り方をする
・目の前にパソコンやスマホの画面がくるように高さを調節する(顔が前に出ないために)
・椅子を少し低くする(椅子に座った時のふとももの高さが床面と平行になるように)
・1時間に一回(5分ほど)立つ

これはダメ

長時間運転する人ならば
・背もたれを垂直に近づける(猫背予防)
・1時間に一回(5分ほど)車から降りて立つ
いつも同じ足に体重をのせて立っている人ならば
・反対の足に体重をのせる意識をもつ(6:4か7:3くらいで)
・体重をかけてしまう方の足を半歩前に出す(自然と反対側の足に体重がのります)

これらのことを普段意識するとよいです。
でも、それよりも、なによりも
自身で身体を緩める(ストレッチなど)時間をつくることがとても大切!
なので、今日はひとりで簡単にできる効果的な筋肉・筋膜を緩める体操ものせておきますね♪
①腰反らし体操
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=mo0LvT4emPc” mode=”normal” /]
②腰丸め体操
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=LtuTrPyiLAQ” mode=”normal” /]
まずは①に挑戦してもらって(2週間ほど)、少し楽かも?って感じが得れたら、そのまま①を続けてください
逆にあまり変化がない場合は②に挑戦してください~
どちらも3分を朝・昼・晩おこないます(可能ならば1日8回おこなう)
すると、ずっとスッキリしなかった腰の違和感が軽減するのが分かると思います。
いかがでしたでしょうか?
長年慢性腰痛の方や、一度ギックリ腰になってしまい、それから腰の調子が良くなくて、スッキリ治りきらないって方は意外にも多いと思います。
なかなかスッキリしない。
これには必ず原因があります。
今日お話した、普段の生活で工夫するべきことや、筋肉・筋膜を緩める体操をおこなって、少しずつあなたの硬くなった身体を変化させていってほしいと思います。
ぜひ、いつまでたってもスッキリしない腰痛の方は参考にしてください(*^^*)
「体」整えて「心」元気に♪
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