こんにちは!大西広大です。
「養生訓」という本を知ってますか?
これは江戸時代に貝原益軒という人が書いた、養生(健康)についての指南書
今でいう家庭の医学みたいな感じですかね?
我々が健康でいるためには日々どうすればいいのか?
そんなことがたくさん書いてあって、まだまだ途中ですが読んでいます。
その中では
・過信の戒め 自分の強運を頼み、若さを頼み、身体が健康なのを過信したりするのは不幸の始まりである。
・完全無欠を求めるな すべてのことに完全無欠であろうとすると、自分の心に負担になって楽しみがない。心の苦痛になる。
・夜更かしの害 夜に読書したり、人と語りあったりするのは24時を限度としなければならない。深夜まで起きていると神経が高揚して休まらない
・冷飲をさける 飲み物は暑い夏でも温めて飲むのが良い。冷たいものは胃腸を悪くする。
・飲食は控えめに 飲食は飢渇にならないためにするのであるから、飢渇の感じが無くなれば欲張って欲しいままに飲食してはならない。
・夕食は軽く 夕食は朝食よりも滞りやすくて消化しにくい。だから夕食は少ないほうがいい。
・食あたり 食あたりを治すには絶食がもっとも良い。絶食すれば軽い食あたりなら薬を用いなくても治る。
・口を閉じて寝ること(鼻呼吸する) 夜寝るときは口を閉じること。口を開けて寝ると、気を減らす。
・胃腸病と入浴 下痢や消化不良、腹痛などがあるときには、温湯につかり、身体を温めると気がめぐって病も治る。
・自然治癒 薬を飲まないでも自然に治る病気は多い。これを知らないでむやみに薬を使い、病気をひどくすることも少なくない。
・子供のように老人を養う 老人は体気が衰えて、身体が弱くなっている。日ごろから子供を養うのと同じように心を配ってやらなければならない。
・心の静 心は身体の主人である。だから平静を保たなければならない。
・薬よりも予防を 薬をつかうことはやむを得ない手段だ。それを用いる前に飲食・色欲を慎み、規則正しく寝起きして養生をすれば病にはかからない。
・くよくよしない どんなことでもくよくよ考えてはいけない。憂鬱になれば気が循環しないで病気が重くなる。
など、現代でも十分活かされている健康方法が書かれてあります。
中でも、心(ストレス)は病のもとであり、できるだけ楽しいことをみつけ、穏やかに毎日を過ごすことが大事ということがたくさん書いてあり、昔の人にもストレス(人間関係など?)があり、それで体調を崩す人もいてて、逆に楽観的な人は健康だったんだな~と、今の現代社会と同じ構図を見ているようで興味深かかったです。
僕はこういう昔からの健康法とか、医学とかが好きで、よく本を読んだりしています。
だって、効果がなければ何百年も何千年も残らず、途中で消えていってると思うんですね。
それが現代まで残っているということは、やはり効果があるからだと思うんです。
ちなみに著者の貝原益軒は84才まで生きたそうです(゚Д゚;)
当時で84才って。。すご。
今の医学では証明されていないけれど、効果があるものってけっこうありますからね♪
なので、僕はけっこう昔からの健康法を信じます。
養生訓を読んで、また良いものがあればみなさんにシェアさせてもらいますね(*^^*)
あ、もし興味があればあなたも読んでみてください~(^^)/
「体」と「心」元気に♪