「老子」の思想
老子とは、春秋戦国時代の中国における哲学者。
姓は李。名は耳。字はたん,老たんとも呼ばれていて、無為自然の道を説いた人です。
無為自然とは、作為がなく、自然のままであること。
どういうことかと言うと、ことさらに知や欲をはたらかせず、自然に生きること。
つまりは自然の流れに逆らわず、ありのままを受け止めて生きることです。
自然には自然の法則があり、それに逆らうと病気になったり、命を落としたりする。
なので、自然の流れに逆らわず、素直に生きることが最も賢いという考えです。
確かにそうだと思いませんか?
目の前のものごとを受け入れられなくて、それを回避したり、余計にどうにかしようとカラ回りして、エネルギーを使ったり、それで体調を崩したり、気が病んだりする人は多いと思います。
それならば、起こることは全て自然の原則でおこっているので、それを受け入れて過ごした方が身体にも心にも健康だと思います。
無為自然。
好きな言葉です。
また、何事も過ぎると破滅を招く。
得て満足するのではなく、あるがままの現実に満足すること。
足るを知るものは富む。
これは有名な言葉ですね
人間って欲望の生き物だから、人と比べて、あれが足りない、これが足りない、もっとこうしたい、こうなりたい、手に入れたい!と求めだしたらキリがありません。
すると、何事にも満足できず、最後には逆に多くのものを失うことになります。
また、心が平穏になることはありません。
どこか良いところで、満足すること。
これはとても大事なことだと思います。
もう充分。もう満足です。
これが言えると、人に与えることができます
見返りを求めず、与えることができます
もう自分は満足しているから、あとの分はあなたにあげるよ
すると、結局は自分にかえってきます
これが足るを知る者は富むです。
自然の法則です。
他にも老子の考えで勉強になることはたくさんあります
それはまた別の機会に書きますね♪
何千年も前に生きていた人の考え方が、現在でも活かされているってすごいことだと思いませんか?
僕はそこにロマンと、何年たってもみんな同じ人間なんだ~という安心を感じます。
もしこの考え方良いな~と思ったら、ぜひ実践してみてくださいね♪
僕もそうしてますので(*^^*)
「体」と「心」元気に♪
]]>