こんにちは!大西広大です。
腰痛の原因となるものはたくさんあります。筋肉だったり、筋膜だったり、椎間板だったり・・
その中でもとてもややこしい!というか手ごわい腰痛のひとつに
仙腸関節の異常があります。
位置的には腰の下のほうの痛み。
いうなれば、改善しにくいやっかいな腰痛です。
人によっては改善しないままズルズル痛みを引きずることも少なくはありません。
今日はそんな仙腸関節の異常からくる腰痛に対して、自宅で簡単に出来る改善方法をご紹介します。
そもそも、仙腸関節とは?
仙腸関節とは、仙骨の耳状面と腸骨の耳状面の間の関節のことを言います。
体幹の骨と下肢帯との結合部であると同時に,仙骨と左右の寛骨が結合することによって骨盤が形成される関節のことです

わかりやすく言えば、骨盤の関節のこと!
そして、ひとつの役割として、ちょうど上半身と下半身の境目にあるので、体への負担を軽減するためにクッションの働きをします。
だから少しだけですが、動きます。(だいたい2mm~3mmと言われています)
そうやって仙腸関節は少し動くことにより、体への負担を吸収します。
仙腸関節って、とっても重要な関節なんですね。
ただ!あまりにも長期的に仙腸関節に負担がかかり続けると
仙腸関節は限界を超えて、「ガチ」っとロックがかかって動かなくなることがあります。
それが仙腸関節の異常(仙腸関節にロックがかかる)といわれる状態です。
こうなるとイヤ~な痛みが常にあり、ちょっとした動作でもズキっと腰が抜けるような痛みを感じます。
そしてズルズル改善を遅らせることになったりします。。
なので、このロックはすぐに外さなければなりません!
でもどうすればいいのでしょうか?
改善方法としては
①仙腸関節を緩める
②仙腸関節周りの筋肉を緩める
とありますが、仙腸関節はとてもナイーブなので、自分で行うのはなかなか難しいです。
そこで、自宅でひとりでも仙腸関節の痛みを和らげれる方法をお教えしたいと思います。
それは
仙腸関節をカイロで温めることです!

そんなこと??と思われるかもしれませんが、これは実際立証済みのとても効果のある方法です。
仙腸関節をカイロで温める方法とは?
では方法をお教えします。
まず貼るカイロを2枚用意します。
それを仙腸関節部分に貼ります。
これだけ。
たったこれだけです!
写真で見るとこんな感じ♪

ここにカイロを貼ります

めっちゃ簡単です。
誰でもできます笑
ただひとつだけ注意点が!
必ず下着の上から貼ってください!
しかも、生地が厚めの下着か下着の2枚履きとかで!
でないと、低温やけどをする可能性があります。
この注意点は必ず守ってください!
あと時間ですが、就寝時はできるだけ避け、朝起きてから貼るようにしてください。
それと、長時間座ったり、横になったりする場合でも、過度に圧迫しないようにしてください。
これも低温やけどに繋がります。
それらのことを守ってもらうと、この仙腸関節カイロはとても簡単で効果的な方法だといえます。
夏場は暑くてなかなか難しいですが、これからの季節はまさにカイロの季節!
カイロで温めることにより、血流を促進し、痛みを和らげます。
このタイミングの良い時期を有効に使い、ぜひ難事である仙腸関節の異常を改善してもらえればと思います(*^^*)
「体」と「心」元気に♪